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トキメキ☆ムーンライト

良い子の皆、げーんきッかなーッ?
何年経とうがこの書き出しでは碌な事等書く訳の無い
発条婆さんが、夏に始まったばかりで幸せ一杯の恋人や、
夏が過ぎて仕舞って愛も冷めがちな恋人達に、
ムードたっぷりのお月見イベントのノウハウを伝授しちゃうぞ!
情緒たっぷりの秋の夜空で、二人の仲がしっとりと深まる事請け合いだッ☆


用意するもの

月が良く見える場所
薄(ススキ)

(無ければ棍棒や鈍器等で代用可能)
バニー衣裳一式

白玉粉、水等団子製作に必要な物
紙粘土を丸めて団子状に仕立てた物
冷凍の里芋(他の芋類で代用可)
ロープ、フック等
相手のスケジュール
(日中は用事があって夜中は在宅している日をこっそり調べ上げておこう)


さてまずは月見団子を製作。
腕によりをかけて素晴らしく美味しいものを作りましょう。


団子作りが完了したら、恋人の家に突然押しかけます。
恋人が家族と同居している場合は、事前に電話でもして、
玄関口には恋人が出てくるようにしむけてね☆
その際は必ず御家の前の道路で待つ事。
呼び鈴を鳴らし、恋人が家の敷地のぎりぎりまで来たら、
素早く片足だけを敷地内に突っ込み、杵を一閃☆
昏倒した恋人を盗み出して下さい。

犯罪が心配って?大丈夫、名月の夜には
「人の畑の芋を片足を踏み込んだ分だけ盗っても良い」
と言うお約束があるから、誰かに見咎められた場合は、
爽やかに「伝統行事です」と言い張ろう!



昏倒した恋人はバニーの衣裳に着替えさせ、
目をつけていた絶好のお月見スポットに移動します。
あらかじめ運んで置いたロープを使って縛り上げ、
横倒しにして適当に薄を飾り付けてください。
そうして、持ってきたお月見団子や飲み物を広げ、
静かに恋人の目が覚めるのを待ちます。

相手が意識を取戻し、何か叫ぼうとしたら、
すかさず芋を山盛り口に押し込んで下さい。
冷凍芋が口に張り付き、言葉を失った侭佇む恋人と、
ゆっくりと中秋の名月を楽しんで下さい。


「綺麗ね」
だの
「月見団子、良い出来だと思わない?」 だの(勿論お団子も飲み物もアナタ一人で消費します)
「来年もこうやって、二人で月を見られるといいな」
等の殺し文句もお忘れなく!


月が傾き、山裾に消えたら、お月見はお仕舞です。
縛り上げた恋人(薄付き)を担いで家に帰り、
ハミングでもしながら家に帰りましょう。
一年間の無病息災を祈って、軒先に恋人を吊るしてください。


美しい月を見上げながら、二人の愛を更に深めてくださいね!






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